ラジオ 文化放送 梶原しげる 

AMラジオへの思い入れ、憧憬。

ラジオは友達

私、大学を卒業して2年ほど出版社の広告の営業をやったあと、
長い間親戚の伯父が経営する運送会社に御世話になりながら芝居の勉強をしてたんですよ。

そこでお芝居の稽古や公演がない時は毎日デパートの商品の配達の仕事をしてたんだけど、
配達に出るとカーラジオが大事なお友達だったんだよね。

聞くのはトーク中心のAMラジオですよ。

文化放送

もう十年以上前だけど、
当時朝から昼、午後にかけて文化放送が断然面白かったのよ。

朝、家を出るまでが『小西克哉のなんだなんだ』で、
出社して配達に出ると『えのきどいちろう意気揚々』。
『意気揚々』はおかしくてねえ、一人で運転しててもつい声出して笑っちゃうのよ。

それが終わって昼が近付くと梶原さんの『梶原しげるの本気でドンドン』。

梶原しげるの本気でドンドン

『梶原しげるの本気でドンドン』。

ニュースの裏側をとことん追求していくのよ。
ニュースの当事者や専門家に電話したりして、さまざまなニュースに対して僕ら庶民が抱く疑問やちょっとした怒りを、梶原さんが代弁して徹底的に追求してくれるのよ。

それで午後になると『吉田照美のやる気マンマン』で、ゆる〜く今日も一日終わっていくなあなんて思うわけですよ。

時にはつらく厳しい終わらない日常をラジオが支えてくれてたんです。
そこには確かに梶原さんがいたんです。


梶原しげる ラジオ
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